天・地【てん・ち】

印刷・製本分野では、印刷物の方向の位置を表現する際、横方向は「左・右」ですが、縦方向は「上・下」ではなく「天・地」といっています。
横に寝かせて置いた状態(重なった状態)での「上・下」と区別する意味もあり、印刷面の内容(文字)を正しく見たとき、上部を「天」、下部を「地」といいます。
上辺を糊付けする製本を「上糊製本」とはいわず「天糊製本」といい、上部にパンチ穴加工を指示するには「天パンチ穴」といっています。

伝票印刷用語集