膜面【まく・めん】

製版用フィルムの表裏のうち、線画部のある方(遮光材の塗布してある方)の面をいいます。
版材に焼き付ける際、フィルムは薄いものとはいえ厚みがありますのでこちら側を版面に密着させることで、より正確に画線部の形状を転写することができます。
(反対に膜面を外側にして版材に密着させた場合、露光した光がフィルムベースの厚みにより拡散して版面に届くことになってしまいますので正確な像が再現されません)

膜面側はキズを付けると遮光部が削れるため、取り扱いには注意が必要です。

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