巻き下敷き【まき・したじき】

1冊の状態に製本された複写式の伝票では、下敷きを入れずに記入すると下の2組目にも筆圧が伝わり写ってしまいますので下敷きが必要となりますが、適したサイズのものを別途用意したり、紛失してしまったりと何かと不便です。
そこで1冊の裏表紙を下敷きになりえる厚さの紙で「コの字」型に作っておき、巻きこむように1組の下に入れて下敷きとして機能させる製本方法があります。
通常の製本よりも割高で1冊ごとに下敷きがあるという、コスト的にもエコの観点からも不利ですが、出先や机のない所でのご使用など重宝するケースもあるようです。

伝票印刷用語集